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ベストグループ見聞会御講話集「21世紀を幸せに生きる」

衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第6巻より

2014年(平成26年)2月1日 ベストグループ甲信越区見聞会②

ベストグループの人は浄性に向かって進んでいます。つまり、人間が幸せになるには、あらゆることが全て上手くいくような浄性の人間になるしかないのです。

浄性の人間でないと浄性の人を育てられないのです。スポーツや仕事と一緒です。私は剣道のことは知らないけれど、例えば「竹刀の握り方は……」と知らない者が「小指を離して、こうしてこうする」と言ったら笑われました。「経験がないのに良く言うよ……」と言われますね。
「竹刀の振り方はこうしたら良い」と言ったら笑われました。知らない人間が言っても何も説得力もありません。これと一緒です。

鈍性とは失敗するためにあるのですから、鈍性の人間は失敗者の話ができるのです。でも、鈍性の人の話を聞いても面白くも何もありません。十名の内八名は失敗をしたり色々な経験をしてきているのですから、失敗の仕方を教えてもらわなくても皆分かっています。前向きの人間は十名のうち二人ですから、二人くらいのポジティブの人に話をしてもらったら、「そうか!」と分かるのです。

ポジティブの人では最高の人格者になった経験が無いので、それ以上の浄性の道を教えようがないではないですか。経験者しか浄性の道、最高の道にはお連れできないのです。

だから、長い間ネガティブにいる人をポジティブにするだけでも大変です。ネガティブの人は、何を言っても否定するのですから。
「なれるよ」、「できるよ」と言っても、「いいえ、私の経験から無理です」と答えます。
ネガティブな人は「無理です」、「できません」と言います。

だから、マイナスの経験をした人にプラスを話しても受け入れてくれないのです。こうしたら良くなると分かっていても受け入れてくれないのです。何を言っても否定する方は、プラスの方にお導きすれば上手くいくのが分かっているのに、自ら否定されるわけですから、目が生きていないのです。ネガティブの人は目を見ても、まともに人の目を見ないのです。

真実が分かると、人間は損や得、心配・不安、喜びといったものを乗り越えて淡々とするのです。これが真理です。全てはあなたの内面に存在する心から生まれているのです。

あなたが経験していない心があるのです。あまり経験しないような大きな出来事が起こった時の心は並ではないのです。それに打ち克つようなお手伝いをしないといけないのです。

もしあなた方が旅に行くとします。JRの駅に行って、「すみません、私はどこに行ったら良いのでしょうか?」と聞いてご覧なさい。
 「あなたがどこに行きたいのか言って下さい」と言われますよ。

つまり、あなた方は今そういう人生を生きているのです。「私、人生の目的が分からないのですけれども……」、これが今のあなた方の人生ではないですか。だから行き先が分からないものだから不安なのです。

そして、痛いことを経験し、良いことも経験しても、また同じ繰り返しをずっとするのです。結果的には人生という行き先が分からないのです。

その行き先がお金だったり、仕事だったり、家族だったり、健康だったり色々あるわけです。でも、これは行き先を繰り返しているのではないですか。では、最終の人生の目的とは何でしょうか。日本では誰も教えてくれなかったのです。

生まれた本当の目的が少し分かった人たちは、一気に人格が安定するのです。顔も変わるのです。顔の表情が穏やかになってくるのです。
生まれた目的が分かってくると、人間はあっという間に安定した性格になるのです。

あなたたちは経験していないから分からないのです。あなたたちは生まれた目的について考えたこともないし、教えてくれる人もいなかったのです。

地球上には何十万、何百万という色々な人生の教えがあるのです。日本でも何十万とあるのです。真実の教えはいっぱいあるかも知れないけれど、ほとんどが学んでも実践していないから苦しんでいるのだろうと思うのです。

「人は何のために生まれたのか」ということについて、若いうちに知っていると人生は素晴しいものに変わるのです。でも、命について学ぶのにはちょっと時間が掛かります。ベストグループの正会員になったら少しだけお話しします。

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